前回までの記事では、弊社のNFC勤怠管理システム「GOZIC」の大まかな機能について見てきましたが、今回からはより具体的に、システム導入までの手順を数回に分けて説明していきたいと思います。
1.使い始める前の確認事項
使い始める前に、以下を確認しておきましょう。- GOZICの本体(ゲートウェイ)、およびACアダプタが準備されていること。
- ゲートウェイの設置箇所に電源が準備されていること。
- ゲートウェイの設置箇所から社内のハブにつながる長さのLANケーブルが用意されていること。
- 社内のハブに空きポートがあること。
- 勤怠管理に使用するPCまたはタブレットが準備されていること。
- 管理者となる社員の方が使用するFeliCa/NFCタグ(※)が準備されていること。
2.ゲートウェイの電源を入れる
まず、ゲートウェイの右側にあるLANポートに、LANケーブルを挿しておきます。「カチッ」と音がするまで差し込みましょう。また、ケーブルの反対側は社内のハブにつながっていることを確認してください。次に、ACアダプタをコンセントに挿し、ゲートウェイの下側にあるDCジャックにACアダプタの電源端子を差し込みます。この時、端子が根元まで刺さっていないと、ゲートウェイが起動しなかったり、起動しても動作が不安定になったりしますので、必ず根元まで差し込んでください。
ゲートウェイに電源ボタンはありませんので、電源端子を差し込むと、すぐに起動が始まります。起動が完了するまで、およそ1分ほどかかります。
3.ゲートウェイ起動後の確認
ゲートウェイの起動が完了すると、以下の画像のような画面が表示されます。重要な箇所は、画像中の矢印の部分です。
Aはゲートウェイの現在時刻です。この時刻が正しいものになっているか、まずはご確認下さい。時間が間違っている場合、ゲートウェイがインターネットに接続できていない可能性がありますので、電源を一度落とし、LANケーブルに別のPCを繋いでみるなどして、LANケーブルからインターネットに接続できているかどうかをご確認下さい。
BはゲートウェイのIPアドレスです。ここに表示されたIPアドレスで、社内のPCのブラウザからゲートウェイにアクセスできます。この値がハテナマーク(???.???.???.???)となっている場合、ゲートウェイが社内のルーターに接続できていないか、またはルーターのDHCP機能が働いていない可能性があります。ルーターとの接続、およびルーターの設定をご確認下さい。
今回はとりあえずここまで。
次回は、ゲートウェイにブラウザからアクセスして行う導入作業について、説明したいと思います。
本製品にご興味をお持ちのお客様、製品ホームページでは導入費用なども記載しておりますので、是非ご覧下さい。
FeliCa・NFCタグによる勤怠管理システム「GOZIC」
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