2017年4月20日木曜日

GOZICの各種設定について

皆さんこんにちは。
今回は、GOZICの設定で変更できる各種項目について説明させていただきます。

設定画面をブラウザに表示する

GOZICの設定変更は、全てブラウザから行います。まずは、「GOZICのトップページをブラウザに表示する」の手順に従ってブラウザ上にGOZICの画面を表示します。この時、設定の変更権限のないメンバーでログインすると設定メニューが表示されないため、必ず権限のあるメンバーでログインするようにしましょう。(メンバーの権限設定については、「GOZICの導入手順その6、メンバーの登録」をご参照下さい。)
ログイン後、メニューの右端にある「設定」をクリックすると、下記のような画面が表示されます
ICカード、FeliCa/NFCタグでの勤怠管理GOZIC 設定画面

設定項目一覧

設定画面で変更できる項目は以下の通りです。
  1. 勤務時間丸め
  2. 締め日
  3. 自動承認
  4. 帳票
  5. データ初期化
  6. クラウド運用

勤務時間丸め

勤怠計算を行う際に、労働時間を丸める単位を選択します。
仮に、残業の勤務時間丸めを15分に設定した場合、15分未満の時間は計算時に切捨てされます(10分残業した場合は残業なしになり、50分残業した場合は45分残業になる)。

締め日

月次の締め日の設定です。
20日とした場合、1ヶ月は前月の21日から当月の20日まで(例:4月は3月21日から4月20日まで)となります。ドロップダウンで「末日」を選択することで、毎月末を締め日とすることも可能です。

自動承認

GOZICでは基本的に、手入力以外の勤怠(従業員の方々が手持ちのFeliCa/NFC対応のICカードやスマホで打刻した勤怠)は自動的に承認されますが、出社時刻が余りにも早すぎる、逆に、退社時刻が余りにも遅すぎる、という勤怠については、上長が確認できるよう、自動承認の対象から外すことが出来ます。

帳票

これは、お客様からのご要望で追加した機能になります。
従業員の方々の作業内容や作業現場、出張の記録などを、勤怠と共に後から参照したい、という事業所のために、備考として入力した内容を、出勤簿に出力できるようになっています。備考を出力すると、等倍印刷ではA4サイズに収まらなくなるため、不要な場合はチェックをオフにして下さい。

データ初期化

勤怠の履歴の初期化を行います。
「打刻・勤怠履歴のみ初期化」を選択した場合、メンバーや労働規約などの情報は残りますが、「全て初期化」を選択した場合は、それらも全て初期化されます。また、初期化時に境界時刻(1日の始まりとなる時刻)を再設定したい場合は、「初期化後に境界時刻も再設定する」のチェックをオンにして下さい。

クラウド運用

ローカル運用プランからクラウド運用プランに移行する場合は、「クラウド運用に移行」ボタンをクリックすることで、GOZICの本体がクラウド運用モードに変更されます。

上記のように、GOZICでは様々な事業所のニーズに合わせて各種の設定が行えるため、労働規約の登録と組み合わせることで、幅広い労働環境に対応することが可能になっています。
GOZICの導入手順その4、労働規約の登録(単一パターン)
GOZICの導入手順その5、労働規約の登録(複数パターン)
ご興味を持たれたお客様は是非、下記ホームページよりお問い合わせ下さい。

ICカード、FeliCa・NFC対応機器による勤怠管理システム「GOZIC」
FeliCa・NFCタグによる勤怠管理システム「GOZIC」

2017年4月10日月曜日

年金事務所の社会保険調査には出勤簿の提出が必要

皆さんこんにちは。
今回は、弊社が経験した、GOZICの機能が役立った事例についてお話しします。
以前、弊社が設立して間もないころ、年金事務所から「健康保険及び厚生年金保険被保険者の資格及び報酬等の調査について」という通知が届きました。簡単に言うと、社会保険の調査の通知です。調査といっても先方がこちらにやってくるのではなく、こちらが必要書類を揃えて管轄の年金事務所に持参する必要があります。
必要書類は下記の通り。
  1. 就業規則(作成している場合)
  2. 労働者名簿
  3. 賃金台帳
  4. 所得税徴収高計算書
  5. 出勤簿(タイムカード)
この調査は社会保険に新規加入した事業者に対して行われることが多いため、必然的に、起業したばかりの事業者が対象になりやすく、弊社も設立後10カ月ぐらいで調査が入りました。
上記のうち、1~4については起業の手続きの中で作成することが多いため、問題になりにくいのですが、5の出勤簿については、特に従業員の少ない事業所では作成がおろそかになりがちです。
また、出勤簿はパート、アルバイトの分まで提出する必要があるのですが、紙のタイムカードで管理している場合、例えば週に1回しか出勤しないパートさんの分までタイムカードを作っていない、ということは良くあります。
ところが、弊社の場合はテスト運用も兼ねて、代表からパートさんに至るまで、GOZICで打刻を行っていたため、年金事務所の調査では、GOZICから出力した出勤簿を持参するだけで、あっさり調査を終えることが出来ました。
GOZICの場合、従業員の方々の手持ちの物品(FeliCa/NFC対応のICカードやスマホ)を利用して打刻するため、紙のタイムカードと違い、管理対象が多くなってもコストが変わりません。週一回だけしか出勤しないパートさんであっても、「出勤したらこの機械にスマホをかざしてね」と言っておくだけで済みます。

ちょっとしたことですが、GOZICで勤怠管理をIT化しておくと、いざという時、「履歴が残っていない」「印刷物の束から探し出さないといけない」という事態に陥ることなく、スムーズに対応できるようになります。

ご興味を持たれたお客様は是非、下記ホームページよりお問い合わせください。

ICカード、FeliCa・NFC対応機器による勤怠管理システム「GOZIC」
FeliCa・NFCタグによる勤怠管理システム「GOZIC」