今回は、GOZICの設定で変更できる各種項目について説明させていただきます。
設定画面をブラウザに表示する
GOZICの設定変更は、全てブラウザから行います。まずは、「GOZICのトップページをブラウザに表示する」の手順に従ってブラウザ上にGOZICの画面を表示します。この時、設定の変更権限のないメンバーでログインすると設定メニューが表示されないため、必ず権限のあるメンバーでログインするようにしましょう。(メンバーの権限設定については、「GOZICの導入手順その6、メンバーの登録」をご参照下さい。)ログイン後、メニューの右端にある「設定」をクリックすると、下記のような画面が表示されます
設定項目一覧
設定画面で変更できる項目は以下の通りです。- 勤務時間丸め
- 締め日
- 自動承認
- 帳票
- データ初期化
- クラウド運用
勤務時間丸め
勤怠計算を行う際に、労働時間を丸める単位を選択します。仮に、残業の勤務時間丸めを15分に設定した場合、15分未満の時間は計算時に切捨てされます(10分残業した場合は残業なしになり、50分残業した場合は45分残業になる)。
締め日
月次の締め日の設定です。20日とした場合、1ヶ月は前月の21日から当月の20日まで(例:4月は3月21日から4月20日まで)となります。ドロップダウンで「末日」を選択することで、毎月末を締め日とすることも可能です。
自動承認
GOZICでは基本的に、手入力以外の勤怠(従業員の方々が手持ちのFeliCa/NFC対応のICカードやスマホで打刻した勤怠)は自動的に承認されますが、出社時刻が余りにも早すぎる、逆に、退社時刻が余りにも遅すぎる、という勤怠については、上長が確認できるよう、自動承認の対象から外すことが出来ます。帳票
これは、お客様からのご要望で追加した機能になります。従業員の方々の作業内容や作業現場、出張の記録などを、勤怠と共に後から参照したい、という事業所のために、備考として入力した内容を、出勤簿に出力できるようになっています。備考を出力すると、等倍印刷ではA4サイズに収まらなくなるため、不要な場合はチェックをオフにして下さい。
データ初期化
勤怠の履歴の初期化を行います。「打刻・勤怠履歴のみ初期化」を選択した場合、メンバーや労働規約などの情報は残りますが、「全て初期化」を選択した場合は、それらも全て初期化されます。また、初期化時に境界時刻(1日の始まりとなる時刻)を再設定したい場合は、「初期化後に境界時刻も再設定する」のチェックをオンにして下さい。
クラウド運用
ローカル運用プランからクラウド運用プランに移行する場合は、「クラウド運用に移行」ボタンをクリックすることで、GOZICの本体がクラウド運用モードに変更されます。上記のように、GOZICでは様々な事業所のニーズに合わせて各種の設定が行えるため、労働規約の登録と組み合わせることで、幅広い労働環境に対応することが可能になっています。
GOZICの導入手順その4、労働規約の登録(単一パターン)
GOZICの導入手順その5、労働規約の登録(複数パターン)
ご興味を持たれたお客様は是非、下記ホームページよりお問い合わせ下さい。
FeliCa・NFCタグによる勤怠管理システム「GOZIC」